「ベーシックストラテジー」なんてカタカナを並べられてもピンとこないアナタ!大丈夫です。私も最初はGoogle先生に聞きました。「ベーシック」はわかりますよね。「基本」という意味です。では「ストラテジー」とは?Google先生によりますと「戦略」だそうです。つまり、ベーシックストラテジーは「基本戦略」という意味になります。
何の基本戦略かといいますと、ブラックジャックです。ブラックジャックをプレイする時に、どうすれば勝てる確率が高いのかを教えてくれる、カンニングペーパーのようなものなのです。
「ブラックジャック…。興味あるけど、難しそうで、まだやったことないんだよね」というあなたは、この記事をチェックしてくださいね。わりと簡単ですからっ!!
「ブラックジャックの勝ち方を教えてくれるカンニングペーパーなんて、そんな錬金術があっていいの!?」と思いますでしょ?安心してください、あくまで確率論です(笑)。ベーシックストラテジー通りにブラックジャックをプレイして、毎回必ず勝てるというわけではありません。
ですがしかし!!ペーシックストラテジー通りにプレイすると、ブラックジャックの還元率(RTP)は通常、99%以上ということをご存知ですか?こんな高い数値、他のゲームではなかなか見かけませんよね!ベーシックストラテジー通りにゲームすればするほど、理論上の数値に近づいていくというわけです。
では、その錬金術…じゃなくて、ベーシックストラテジーについて、詳しく見ていきましょう。
ブラックジャック・ベーシックストラテジーとは、どういうもの?
ベーシックストラテジーの言葉の意味と、とにかく99%だから、やるべし!という私の思いは通じましたでしょうか?ここでは、まだぼんやりとしておぼろげなベーシックストラテジーについて、輪郭をよりはっきりさせていきますね。
ブラックジャックのベーシックストラテジーをどんなタイミングで使うかというと、最初にカードが配られたタイミングです。
最初に配られるカードは、プレイヤーに表向きのカード(アップカード)2枚、ディーラーに表向き1枚と裏向き1枚。その、各表向き3枚のカードの情報から、私たちは次に何をするのか選択します。カードによって、ヒット・スタンド・スプリット・ダブルダウンなどが選べますよね。
ベーシックストラテジーは一覧表になっているので、このタイミングでその表と、3枚のカードを照らし合わせてみます。それによって、一番勝つ確率が高い次のアクションがどれか、が示されているのです。
わかりやすい例でいえば、プレイヤーの2枚のカードの合計値が「20」の場合、多くのプレイヤーはスタンドを選択すると思います。そして、ベーシックストラテジーの表でもスタンドを選択すべき、と示されています。
確率論でいうと、ヒットを選択した場合、「A」が配布されればブラックジャックになりますが、それ以外のカードだと合計値が「22」を超えてバーストになり、プレイヤーの負けが確定してしまいます。そして、「20」でも十分に強い合計値ですし、「A」がくる可能性は少ないからです。
こういった場合は、ベーシックストラテジーを使用するまでもありませんが、もっと微妙な合計値の時は迷うので、ベーシックストラテジーの本領発揮です。
例えば、プレイヤーの合計値が「14」だった場合。これだけだと勝負にはやや心細い…
ベーシックストラテジーによると、プレイヤーの合計値が「14」の時は、ディーラーのカード次第で選択肢が変わります。
ディーラーのアップカードが2~6の時、プレイヤーはスタンドです。ディーラーのアップカードが7~10、Aの時はヒットです。
それは、下記の可能性を考慮して計算した結果です。
・プレイヤーがヒットしてバーストする可能性
・プレイヤーがヒットしてディーラーより強い合計値になる可能性
・ディーラーがヒットしてバーストする可能性
・ディーラーのホールカードをオープンしたらプレイヤーより強いカードになる可能性
このように、微妙な合計値の時にベーシックストラテジーが助けてくれるというわけです。ベーシックストラテジーのもっと詳しい考え方は、また後ほど解説しますね。
ブラックジャック・ベーシックストラテジーの3つの表
それではいよいよ、ブラックジャックの虎の巻、ベーシックストラテジーの表を公開!しますね。ハードトータル戦略の表、ソフトトータル戦略の表、スプリット戦略の表があり、全部で3パターンです。プリントアウトしたり、スクショしておくと使いやすいですよ。
ハードトータル戦略
(Aを1としてカウントした時の表)
ソフトトータル戦略
(Aを「11」としてカウントした時の表)
スプリットの戦略
プレイヤーに配られたカードの数が同じだった場合
【記号の説明】
H(ヒット) もう一枚カードを追加する
D(ダブルダウン) 賭け金を倍にする
S(スタンド) カードの追加はなし。
P(スプリット)手札を分割してプレイする
ブラックジャック・ベーシックストラテジーの使い方
ベラジョンのビデオゲームのブラックジャックには、デモモードという無料でプレイできるモードがあります。この表をみながら、デモモードでプレイして、ベーシックストラテジーの使い方を練習しましょう。デモモードは会員登録をしなくてもプレイできますよ。
- 3パターンある表の中から、どの表を使うか確認しましょう。
・Aがなければ→ハードトータル戦略
・Aがあれば→ソフトトータル戦略
・同じ数字なら→スプリットの表
- プレイヤーの合計値を見る(縦軸)
- ディーラーのアップカードの数を見る(横軸)
- プレイヤーとディーラーの数値が交わるところのアルファベットを確認する。
- H=ヒット、S=スタンド、D=ダブルダウン、P=スプリット
- ゲームにて、表の該当するカードの組み合わせに書いてあるアクションを選択する。
ブラックジャック・ベーシックストラテジーの考え方
ブラックジャックのベーシックストラテジーの表って、一見すると全然覚えられる気がしませんよね…。ただのアルファベットの羅列に見えますもんね…。でも、なんでこの並びになっているのかがわかると、ベーシックストラテジーとぐぐっと仲良くなれますよ。
「16」以下で必ずディーラーはヒット
これはブラックジャックの基本ルールの1つなのですが、戦略を考える上では、大事なポイントになるのですよ。
「16」でヒットしたら、どうなります?A~Kまでのカードの中で、セーフなのは、A~5までの5枚。あとの8枚はバースト。けっこうな確率でバーストしてしちゃいますよね。
でも、ルールだからディーラーは絶対にヒットしなくちゃいけません。例え、プレイヤーの合計値が「15」だとしても!!
戦略としては「21」を目指すだけではなく、ディーラーがバーストする可能性があるかどうかも考慮してみましょう。
そういうわけで、ディーラーの合計値が「16」というのは、弱いカードとなります。ディーラーのアップカードがどの数字ならば、だったら合計値が「16」になりやすいのか。戦略に必要な考え方です。
【2】とにかく「10」がよく出る
ブラックジャックのカードの合計値の出し方は覚えてますか?まだの方はこちらからどうぞ!
【トランプゲーム】時短で覚えられるブラックジャックのルール★
ブラックジャックのカードは、J・Q・Kはすべて「10」としてカウントします。ということは、A~Kまでの13枚中4枚が「10」です。ヒットしたら3~4回に1回くらいは「10」が来るということです。これもまたかなり高い確率だということを頭にいれておきましょう。
ディーラーのバーストが狙えるアップカード
ディーラーは「16」以下で必ずヒットというルールと、「10」がよく出るということを踏まえて、戦略を立てることができます。
アップカードが6以下の場合、ディーラーがバーストする可能性が高くなります。それはこのような手順で予想します。
ディーラーのアップカードが6
→ホールカードは「10」を想定
→6+10=「16」
→ディーラーは「16」でヒット
→バースト
この場合のプレイヤーの選択は、スタンドしてプレイヤーがバーストするリスクをゼロにして、ディーラーがバーストしてくれるのを待つという戦略があります。
その一方で、プレイヤーがバーストする可能性がない時には、ダブルダウンやヒットなどでさらに攻めることも可能です。そのために、ディーラーのアップカードが6の時でもスタンドの区分とヒットの区分があるのです。
プレイヤーがバーストする可能性のあるカード
プレイヤーがヒットすることで、バーストする可能性がででくるのは合計値「12」以上です。
プレイヤーの合計点数が「12」
→ヒットで「10」を想定
→12+10=22
→「22」になるのでバースト
というわけで、プレイヤーが「12」以上の場合はバーストを避けるために、スタンドを選びたいところです。プレイヤーはバーストしたら即負けです。その後にディーラーがバーストしたとしても、引き分けにはなりません。
しかし、ディーラーが強い合計値になると予想できるアップカード次第では、攻めないと勝てません。そのために、プレイヤーは合計値が「12」以上でもスタンドの区分とヒットの区分があるのです。
とにかく、ディーラーに負けないこと
上記のように、ディーラーのアップカードとプレイヤーの合計値、それぞれの観点から予測できるものを天秤にかけて、どちらが勝つ可能性が高いか計算して、導きだされたのがベーシックストラテジーです。
ここでもう一度、ベーシックストラテジーの表を見てみましょう。ディーラーのアップカード6で、プレイヤーの合計値が「12」の時は「S」の表記、つまりスタンドですね。
ベーシックストラテジーの表が、ただのアルファベットの羅列にしか見えない時は「プレイヤーが『12』はスタンド?ヒットしてもう一枚カードを引きたい気分だけど…」と思う気持ち、すごくよくわかります。攻めたいですよね。「21」に近づけたいですよね。
もちろん、ここでヒットして9がでて、ブラックジャックになることだってありえます。8がでても合計値は「20」になるので、かなり強い数字です。
でも、ディーラーとプレイヤーのバーストの可能性も考慮してみると、この場合はスタンドを選択することが理論的には得策になるということが納得してもらえましたでしょうか?「21」に近づけるだけではなく「ディーラーに負けなければ、勝ち」という観点も必要になります。
ブラックジャック・ベーシックストラテジーまとめ
いかがでしたか?ブラックジャックのベーシックストラテジーと、少しでも仲良くなってもらえたらうれしいです!しっかり活用して、地道に勝って、還元率99%以上を体感しましょうね!
ベラジョン含むオンラインカジノでは、ライブカジノでもビデオゲームでも、ブラックジャックがプレイできます。ベーシックストラテジーの表を見ながらゲームするので、最初はビデオゲームからプレイするのが無難かと!
ベーシックストラテジーが理解できたら、ブラックジャック必勝法!!じゃんじゃん稼いじゃいましょうー!
慣れてきたら、ライブカジノのテーブルで一緒にプレイしましょうね!待ってますよー!
それじゃあ、今日はこのへんで。 チャオ☆